2010年12月28日号
大曲南中でオープンスクール
小学校と連携授業

photo 大仙市立大曲南中学校 (黒田清志校長、 生徒数118人) でこのほど、 地元の藤木、 角間川両小学校の児童を交えた小・中学校連携授業、 「大曲南地区オープンスクール」 が行われた。 3校は今年度、 文部科学省の 「環境教育に関する取り組みを活用した調査研究」 の指定を受け、 環境問題に取り組んできた。 その成果を発表しあったほか、 省エネ対策に取り組んでいる企業を招いて出前授業も開いた。

 オープンスクールには大曲南中の生徒、 藤木・角間川小の5,6年生が出席。 県教委や市教委の担当職員が見守る中、 開かれた。
 藤木小学校の児童は、 校歌に出てくる2つの川の汚れ状況を調べた。 上総川と出川で、 藤木地区を東西に流れている。
 同校の理科室には、 14年前に行われた2つの川の水質調査内容が掲示されている。 子ども達はそのデーターを下に、 「水質が変っていないか」 に取り組んだ。
 水素イオンの濃度からアルカリ性か酸性かのペーハー測定、 水性生物の採集をした。 上流の様子も知りたいと、 美郷町六郷東根へ出かけては調べた。
 ペーハー測定では水質の汚れ具合がはっきりしなかったため、 水性生物の指標固体数で比較した。
photo  イトミミズやコツブムシ、 カジカ、 サワガニなどを調べたもので、 その結果、 2つの川とも 「やや汚い川」 との判定が出た。
 上流の六郷東根の温泉・ 「あったか山」 付近の水質は 「きれいな川」 の判定だった。 しかし、 下流になり次第、 生活排水などが流れ込み、 汚れが進んでいると発表した。
 角間川小学校の児童は、 出前授業で学習したエコ活動がテーマ。
 エコクッキングと環境に優しい風力発電や太陽光発電を勉強。 自分でも取り組めるエコ活動を絵にして発表した。
 買い物をする時には、 エコバックを持参。 食後の後片付けでは汚れを落ちやすくするために、 食器を水に浸しておくなど。 ちょっとした工夫が地球温暖化防止に役立つことを強調した。
 そして、 北極の氷がなくなっている現状をスライドで紹介。 白くまの親子が氷棚がなくなることで、 エサが取れなくなった状況を 「北極白くま物語」 と題して発表した。
 こうした小学生の取り組みについて、 中学生からは 「生活排水が周りの環境に影響を与えていることが、 よく分かった。 川を大切にし、 昔のようにホタルが舞う川に生まれ変わるようにしよう」 と訴えた。
 続いて大曲南中が取り組んでいる環境問題について同校の島田智教諭が発表した。
 同校は文部科学省の 「新しい環境教育の在り方に関する調査研究事業実践協力校」 の指定を受け、 一昨年から2年間にわたり環境問題に取り組んできた。
 また、 昨年は経済産業省の 「エネルギー教育実践トライアル校」 に、 今年は文部科学省の 「環境教育に関する取り組みを活用した調査研究」 と 「ユネスコスクール環境分野認定」 を受け、 活動していきた。
 そうした取り組みを、 電気新聞エネルギー教育賞へ提出。 その結果、 優秀賞を受賞した。 昨年は最優秀賞に輝いた。
 受賞内容はオープンスクールで公表した。
 このほかに同校生徒を対象にした公開授業も行われた。 JX日鉱日石エネルギー社会貢献活動室の杉浦出さんと武田あずささん、 東北電力横手営業所の石川真紀子さんが来校し1、2年生を対象に出前講座をした。
 また、 PTA研修部が大曲南中創立40周年記念として宮崎県のNPO法人ひまじん代表の松本英揮さんを招き、 記念講演会を開いた。
 
詳しくは2010年12月28日(火)号をご覧下さい。
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