2011年3月31日号
大曲商工会議所通常議員総会
専務理事に藤原薫氏

photo 大曲商工会議所(佐々木繁治会頭) の第28回通常議員総会が29日、 大仙市の大曲エンパイヤホテルで開かれた。 今年度の事業計画、 収支予算などを原案通り承認。 不在となっていた専務理事に今月末で同市を定年退職する農林商工部長の藤原薫氏 (60) を選任した。

 総会には本人42人、 委任状22通の計64人が出席。 はじめに東北地方太平洋沖地震で亡くなった人たちに対して出席者全員で黙とうを捧げた。
 佐々木会頭は 「地震による直接的被害はなかったが、 太平洋側の交通網の寸断で物流が停滞するなどの影響が出た。 日本海側の高速道路整備の必要性を提言していきたい」 とあいさつ。 そして 「会議所は中小企業相談所と総務課、 業務課の三課体制で運営されていたが、 業務課を廃止し総務課と一体にし、 花火振興課を新設。 中小企業相談事業を本格的に強化し、 花火も安心安全な大会にしたい。 期待に応えられる会議所にしていきたい」 と述べた。
 今年度の基本方針として、 「大曲商工会議所の第一目的は 『会員事業所へのサービス』 を通した会員企業の存続発展にある。 会員企業の模範となる組織の運営をはかり、 現在の会員サービスの機能や体制を検証すると共に必要な改革を特定しスピード感を持って実施することで会員であるメリットを享受できる体制を構築する。 また総合経済団体としての役割を担い中心市街地活性化事業を中核とした、 まちづくり、 観光分野にも積極的に参画し当地域の長期的な地域活性化を目指す」 とした。
 重点事項は、 中小企業相談所業務の強化や創業支援・経営革新・農商工連携など 「会員企業へのサービス機能強化」、 大曲通町地区市街地再開発事業への取り組みや中心市街地活性化事業への取り組みなど 「地域開発・地域活性化への積極的な参画」、 フィルムコミッションの立ち上げや大曲の花火の発展など 「広域的な観光の推進」、 花火振興課の新設や各地域への支援など 「商工会議所の組織体制・機能強化」 の4つにした。
 新設する花火振興課には専任職員を2人配置する。
 総会終了後、 来賓として出席した東北電力大曲営業所の安孫子健所長が発言を求め、 東北地方太平洋沖地震発生後の停電について 「長時間のご不便をおかけした。 その後の計画停電についても内容やタイミングの悪さに迷惑をかけ申し訳なかった」 と陳謝した。
 地震直後の停電については 「秋田県内の弊社設備は地震発生当初から現在まで被害はない。 長時間の停電があったのは、 太平洋側の発電所等の設備被害により、 秋田火力や能代火力が自動停止したため」 と説明。
   計画停電については、 「東北管内で現在も18万戸で停電しており、 復興の遅れや節電のおかげで計画停電をかろうじて実施しなくてもよい状態。 今週から来週は実施しなくてもいいと想定しているが、 その先は現段階では難しい判断となる。 夏場は空調等の需要が拡大する。 復興が進むと電力の使用量が増加し、 計画停電を実施しなければならない可能性が高まってくる。 不便をかけるが協力をお願いしたい」 と述べた。
 
詳しくは2011年3月31日(木)号をご覧下さい。
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