2011年5月31日号
清兵衛翁碑すっきり
大曲史談会が清掃奉仕

photo 大仙市大曲の郷土史研究に取り組んでいる大曲史談会 (高橋富美雄会長) が28日、 大曲小学校の校庭沿いに立つ明治の偉人、 榊田清兵衛翁 (元治元年5月26日〜昭和4年10月10日) の石碑周辺の清掃をした。 会員10人が草刈機などを持ち寄り、 約500平方bの敷地の雑草を刈り取った。

 史談会の例会日は毎月第4土曜日、 市勤労青少年ホームで開いている。 会員がライフワークとして取り組んでいる研究成果の発表、 古戦場や歴史的遺産などを見学し見聞を広めている。
 5月は地元で 「清兵衛さん」 の名で親しまれている榊田翁碑の清掃日にあてている。 この活動は10年以上続けている。
 この日は朝から雨。 作業が危ぶまれたものの昼前に上がり、 作業を始めた。
 会員が草刈機や草刈鎌などを手に集まり、 階段周辺の清掃やゴミを拾った。 また、 生い茂っていた雑草を刈り取り、 作業は一時間程で終えた。
 周辺一帯がこざっぱりとした。 「歴史遺産として他県から榊田翁の石碑を見学に来る人もいる。 これでゆっくりと見てもらえる」 と会員らは汗をぬぐっていた。
 榊田翁は明治23年、 県議会議員となり農事試験場の誘致や大曲農学校 (現大曲農業高校) の設置に尽力。 41年の総選挙に出馬し当選し、 衆議院議員を7期続けた。 この間、 盛曲線 (現田沢湖線) の敷設などに貢献した。
 こうした遺徳をしのび、 石碑が建立された。 碑の高さは4.5b、 幅1.6b。 県内を代表する石碑のひとつだ。
 碑の篆額てんがくは明治維新で軍功を立て、 公爵で政治家だった西園寺公望が、 碑文は東洋史学者で京都帝国大学名誉教授の内藤湖南がしたためた。
 碑は清兵衛翁が亡くなった3年後の命日に建立。 建設費は四万九千六百七十五万円だ
詳しくは2011年5月31日(火)号をご覧下さい。
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