2024年1月11日号
企業と求職者が一堂に
大曲・仙北地域就職面接会/企業説明会

photo  大曲・仙北地域就職面接会/企業説明会が5日、大仙市堀見内の仙北ふれあい文化センターで開催された。大曲・仙北地域(大仙市・仙北市・美郷町)で就業を検討している56人が参加。同地域を就業場所とする求人企業と就業希望者が一堂に会し、情報収集や面接に臨んだ。
 会に先立ち、ハローワーク大曲の佐藤 務 所長は「今回の説明会は仙北地域振興局をはじめ、大仙市、仙北市、美郷町および各関係機関との連携により昨年に引き続き開催するところ。就職活動を行っている一般求職者や学生、障がいをお持ちの方で、大仙・仙北・美郷の各地域に就職や移住を希望する人を対象としている。この機会を活用して企業では一人でも多くの雇用を、また求職者の皆さんは積極的に各ブースを回るなどして就職に結びつけてほしい」とあいさつした。
 会場には、参加企業29社が28のブースを用意したほか、ハローワークや労働関係機関による相談コーナーも設けられた。就職・転職を希望する参加者らは受付で企業訪問カードを受け取って記入。カードを手に、会場に貼り出された求人早見シートの一覧をチェックするなどし、興味を惹かれた企業ブースを訪問して採用担当者から事業内容や業務等に関する説明を受けた。
 参加者らは、会社が求める人材や経験、残業の有無、会社の雰囲気など、多岐にわたる質問を担当者に投げかけ、担当者は資料やPR動画などを示しながら、充実した研修制度や休みがしっかり取れること、仕事と家庭の両立を図っている社員の実例をあげるなど、自社の利点をアピールしていた。
 大仙市出身の女性(22)はこの春卒業を控えており、正月休みの帰省を利用して参加した。働く上で重視しているのは、会社の雰囲気や同僚らとのコミュニケーションがうまく図れるかどうか。女性は「働きやすさが自分の中では一番大事。未経験でも大丈夫と言ってもらえた会社もあったので前向きに検討したい。専門知識にこだわらず、視野を広げて探したい」と話した。
 転職を検討中と話す大仙市の女性(28)は「研修が手厚いという説明を聞き、受入れ体制の整った会社が地元にあるのはありがたいと思った。就業経験の浅さや未経験を理由にはじかれてしまうなど、入口の狭さを感じることもある。希望する業界について自分なりに勉強しながら考えていきたい」と語った。

photo photo photo photo








※写真は
29社が参加した会場
興味を惹かれた企業ブースを訪問
求人早見シートをチェックする参加者
担当者から説明を聞く
配布された資料



詳しくは2024年1月11日(木)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで