2024年3月12日号
輝く未来へ
大曲中学校の卒業式

photo  大曲中学校(加藤勝則校長)で9日、卒業式が挙行された。第61期生「星凛」学年244人が、仲間と刻んだ3年間の思い出を胸に学び舎を巣立った。
 卒業証書授与では卒業生が次々とステージへ。クラス担任から名前を呼ばれると、「はい」と元気よく返事をして加藤校長から卒業証書を受け取った。
 加藤校長は式辞で、最高学年として過ごした1年間の輝かしい活動を振り返って、「学年ネームに込められた星のように凛々しく輝く学年を見事に実現させた」と賛辞を送り、「当校で3年間学んだ誇りと自信を胸に、自らの力を信じ、力強く歩んでほしい。失敗を怖れず様々なことに果敢に挑戦し、自分の可能性を広げ、変化の激しいこれからの時代をたくましく生きていってほしい。これから皆さんには多くの出会いが待っている。相手を思いやり、誠実に接することで良好な人間関係を築き、心から信頼し合える仲間をたくさん作り、豊かな人生を歩んでいってほしい」とエールを送った。
 送辞では在校生を代表して、全校生徒会長の小松由翔さんが「目標に向かって協力し合い、ひたむきに取り組んでいる先輩方の姿は私たちに勇気と希望を与えてくれた。ともに過ごした時間は私たちの大切な財産。先輩方の築いて下さった大曲中学校と伝統を受け継いで、より良い学校を作っていく」と決意を述べた。
 卒業生を代表し、田口楓恋さんは当たり前のことが当たり前にできなかった3年間を振り返るとともに、変化や制約がある中で支えてくれた恩師や保護者に感謝の言葉を述べた。田口さんは「この3年間は何気ない普段の生活の見え方を大きく変えてくれた。短くあっという間だったが、一つひとつを鮮明に思い出せるほど濃い時間。大曲中学校は自分たちにとって大切な居場所だった。ともに過ごした星凛学年の仲間たちは、これから先もかけがえのない存在であり続ける。大曲中学校の卒業生としての誇りを胸に、希望あふれる未来に向かって力強く歩んでいく」と決意を述べた。
 卒業生はステージに上り門出の歌を合唱。最後に校歌を高らかに歌い上げると、恩師や保護者、在校生の大きな拍手に送られて学び舎を後にした。

photo photo photo photo photo photo








※写真は
式辞を述べる加藤校長
小松さんの送辞
卒業証書を受け取る
答辞を述べる田口さん
門出の歌を歌う卒業生
旅立ちを前に校歌を歌い上げる
希望を胸に巣立つ


詳しくは2024年3月12日(火)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで