2024年3月14日号
新年度の事業計画を承認
大仙地区安全運転管理者協会の総会

photo  大仙地区安全運転管理者協会(田中拓美会長)の通常総会が2月28日、グランドパレス川端で行われ、令和6年度の事業計画や予算などを決めた。
 総会には本人134人、委任状262通の計396人が出席。田中会長は「昨年交通事故で亡くなった32人のうち高齢者は過半数を占めている。交通弱者保護の観点から子どもと高齢者の事故防止が急務。信号のない横断歩道では一時停止し歩行者ファーストを徹底してもらいたい」と述べた。また「秋田県のシートベルト着用率は運転席、助手席はほぼ100%だが後部座席は50%以下というデータが出ている。シートベルトは死傷者数を減らす装備。後部座席の装着率を向上するよう事業所での指導をお願いしたい」と呼びかけた。
 令和5年度事業報告によると、大仙地区安全運転管理者選任事業所の職員による交通事故は、発生件数19件(前年29件)、死者数0人(同0人)、負傷者数23人(同35人)。県警の統計によれば、昨年1年間の県内の安全運転管理者選任事業所の交通事故は271件で、原因別の件数は前方不注視が89件、安全不確認が37件、一時不停止が29件と続いている。
 新年度の事業計画では、基本方針を「安全運転管理の徹底による交通事故防止〜前方動静不注視・安全不確認の一掃」とした。事業主と協力した道路交通のルールとマナーの向上を図る社風づくりの推進や、横断歩道における歩行者ファーストの励行、全ての席におけるシートベルトの確実な着用等に取り組んでいくとした。
 総会では優良安全運転管理者として5人、優良運転者として35人を表彰した。表彰を受けた受賞者は次の通り。敬称略。
【地区表彰】(大仙警察署長、地区安全運転管理者協会長連名表彰)
 ◇優良安全運転管理者=山本修二(盛岡開発生コン)、渡辺浩介(タカヤナギ)、大坂晃一(荒屋鋪建設)、小熊一康(マルダイリース)、田澤千寿子(田澤商事)  ◇優良運転者=野中勝也(ユアテック大曲営業所)、佐々木榮一(サイテクト)、佐藤巧也(大曲消防署)、佐藤誠(日総工産秋田営業所)、佐藤猛(秋田県田沢疎水土地改良区)、伊藤一宏(自然科学調査事務所)、橋文彦(同)、小松由華(富士開発機工)、津谷武輝(東北電力秋田発電技術センター)、石田昌敬(同)、鈴木雅人(東北電力ネットワーク大曲電力センター)、加藤忠雄(同)、藤原司(同)、古川直人(大曲中央自動車学校)、北田長嗣(同)、藤肥克之(三建塗装大仙支店)、明野富士夫(大曲自動車学校)、橋純子(かわ舟の里角間川)、畠山義勝(進藤建設)、桂田直栄(協和土建)、渡邊のり子(社会福祉法人柏仁会)、佐藤優子(ナガイ白衣工業)、奥山直樹(仙北自動車学校)、黒澤智晴(大和建設)、高橋亥一郎(高照電設防災工業六郷営業所)、門脇敏嗣(角館自動車学校)、藤井勇介(東仙建設工業)、柴田重臣(仲周建設)、藤澤秀美(渡辺清米商店)、鈴木喜亮(ナカセン)、高橋勇也(藤澤技建)

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※写真は
あいさつする田中会長
表彰を受ける受賞者

詳しくは2024年3月14日(木)号をご覧下さい。
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