2024年3月16日号
春の知らせ届く
高校一般入試の合格発表

photo  県内公立高校の2024年度入試一般選抜の合格発表が13日、全日制44校(分校、地域校含む)と定時制6校で行われた。掲示板に自分の番号を見つけた受験生は歓喜。友人らと抱き合うなどして志望校合格を喜び、春からの高校生活に期待を膨らませた。
 大曲高校では午後4時、新校舎において職員が合格者の番号が書かれたパネルを掲示。詰めかけた受験生は息を飲んで掲示板を見つめ、自分の番号を見つけると「あったー」、「よっしゃ!」などと歓声を上げて友人同士抱き合い、同伴した保護者や恩師らとハイタッチを交わすなどして喜びを分かち合った。
 大曲高校には普通科145人、商業科29人の計174人が合格した。 
 普通科を受験した柴田楓李さん(15=中仙中卒)は「みんなで協力してつかんだ合格。すごく嬉しいし、みんなとたくさんお祝いしたい」と笑顔。「夜食を作ってくれたり、わからない問題を一緒に考えてくれたりと、たくさん協力してくれた両親にこの嬉しさを伝えたい。高校に入ったら勉強と部活をがんばり、友達をたくさん作って楽しい思い出を作りたい」と語った。
 同じく普通科に合格した佐藤廉さん(15=仙北中)は「面接の練習や苦手教科の克服、過去問題のプリントを用意してくれるなど、色々な対策を立てて協力してくれた先生にとても感謝している。苦手教科で伸び悩み、くじけそうになった時もあったが、いろんな人の支えで乗り越えることができた。高校では悔いのない生活を送り、仲間たちと最高の思い出を作りたい」と声を弾ませた。
 県教育委員会によると、全日制は特色選抜が980人、一般選抜4394人の計5374人が合格。実質倍率は特色1・10倍、一般1・07倍だった。定時制は特色1人、一般214人の計215人が合格。実質倍率は特色1・00倍、一般1・03倍。
 定員に達しなかった学科では15日から2次募集を開始し、19日に面接などを行う。

photo photo photo photo








※写真は
ともに生きる未来へ
期間を延長して公開
未来への希望を胸に
被災地への思い忘れず

詳しくは2024年3月16日(土)号をご覧下さい。
ニュースバックナンバー



copyright (c)2005 AKITA MINPOU-SYA All Rights Reserved
このサイトに関するご意見ご感想は、minpo@camel.plala.or.jpまで