2024年4月13日号 |
今日からプレ開催
角館の桜まつり
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仙北市角館の「桜まつり」が今日から始まる。15日から5月5日までの日程で予定していたのを前倒ししてのプレ開催。さくらの名所100選にも指定されている桧木内川堤のソメイヨシノと武家屋敷通りのシダレザクラが、今年も多くの観光客を華やかな桜のトンネルで迎える。
武家屋敷通りの黒壁に降り注ぐように咲くシダレザクラ。樹種はエドヒガンがシダレとなったもので、花色は白系と淡紅系の2色がある。
1664年、佐竹北家二代目・佐竹義明の妻が京都から嫁いで来る際、嫁入り道具の中にあった3本の苗木を親木としたものと言われ、主に表町や東勝楽丁などの武家屋敷に植えられている。樹齢約300年の古木から若木まで、約200本を数える桜のうち、162本が天然記念物に指定されている。
旧仙北市役所角館庁舎から石黒家までの約700bの区間には、樹齢100年から300年のシダレザクラが立ち並び、多くの観光客を魅了している。
町の中心部を流れる桧木内川堤には、全長2`にわたり約400本のソメイヨシノが咲きそろう。のびのびと枝を広げた大木が多く、満開時の桜のトンネルは圧巻。地元民に大切に育まれながら今日に至るさくら堤は、昭和50年2月18日、国の名勝に指定された。
期間中は夜桜のライトアップも行われる。武家屋敷通りのLEDライトアップは午後5時半から10時頃まで、桧木内川堤の電球点灯は午後5時半から午前0時頃まで。
※写真は
桧木内川堤のソメイヨシノ(2023年写す)
満開となったシダレザクラ(2023年写す)
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