2024年4月20日号
見頃を迎える
刺巻湿原のミズバショウ

photo  仙北市田沢湖の国道46号線沿いに広がる刺巻湿原のミズバショウが見頃を迎えている。  訪れた人たちはカメラ片手に湿原内の木道を散策しながら、清楚な花姿を写真に収めるなど、思い思いの時間を楽しんでいた。
 ハンノキ林に囲まれた3fの同湿原では、例年4月中旬から5月上旬にかけて約6万株ものミズバショウが咲き乱れる。純白の苞(ほう)が湿原を一面に埋め尽くす光景は壮観。辺りにはかすかな芳香も漂う。水辺から咲き始めたミズバショウは、春が深まるにつれて湿原の奥の方へと花を広げていき、合わせてザゼンソウやカタクリ、キクザキイチゲなど春の花々も彩りを添える。
 見頃を迎えた週末、訪れた人たちは「こんなに広いんだね」、「花も水もきれい」などと話しながら湿原内をのんびりと歩き回り、スマートフォンを手に花の上にかがみこんで撮影を楽しんだり、せせらぎの音に耳を澄ませたりしていた。
 湯沢市から友人同士で訪れた80代と70代女性は「毎年来ている。場所が広くて見ているだけで気持ちいい。今年は花が少し小ぶりだと感じたが、きれい」、「管理が行き届いていて素晴らしい」などと話した。

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※写真は
一面に咲きそろったミズバショウ
散策を楽しむ人たち
清楚な花姿


詳しくは2024年4月20日(土)号をご覧下さい。
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