2025年4月17日号 |
いよいよ開幕
角館の桜まつり
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仙北市角館の桜まつりが15日、開幕した。国の名勝指定50周年と市制20周年という節目を迎える今年、主役の桜はまだつぼみの状態だが、続々と観光客が訪れはじめ、町は祝祭ムードに包まれている。
角館樺細工伝承館で行われたオープニングセレモニーでは、角館の観光行事実行委員会の安藤大輔副実行委員長が力強く開会を宣言。
仙北市の田口知明市長代理として出席した赤上陽一副市長は「今年は桧木内川堤のソメイヨシノが国の名勝指定50周年、市も市制20周年を迎えるメモリアルイヤー。昨年80万人を集めた桜まつりだが、今年は100万人を目標に様々な企画を用意した。歩行者天国開催日にあわせて樹木医による桜ガイドやおやま囃子の披露、夜桜のライトアップ期間延長なども行う。美しい桜並木を末長く保存するため、各観光所に募金箱も設置した。ぜひご協力いただければ」と呼びかけた。
仙北市議会の黒沢龍己議長は「例年であれば満開に近い桜が見られる時期だが、今年は開花が遅れている。自然の流れには逆らえないが、あと数日の好天で桜のつぼみも開き始めるのでは」と期待を込めた。
鏡開きでは、赤上副市長や黒沢議長、県仙北地域振興局の草彅郁雄局長ら関係者6人が「よいしょ、よいしょ」のかけ声とともに木槌をふるい、まつりの開幕を祝った。
セレモニー終了後は、仙北市観光大使の小桜舞子さんがステージショーを開催。あでやかな着物姿と歌声で会場を魅了した。
まつり期間中は武家屋敷通りのシダレザクラと桧木内川堤のソメイヨシノのライトアップをはじめ、町内各所で様々なイベントが催される。
ウェザーニュースによるとシダレザクラの開花は19日、桧木内川堤のソメイヨシノは20日と予想している。(いずれも15日時点)
※写真は
伝承館前のシダレザクラのつぼみ(15日現在)
開会宣言を行う安藤副実行委員長
あいさつする赤上副市長
鏡開き
小桜舞子さんのステージショー
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