2025年4月22日号 |
事故防止呼びかける
1日警察署長に川原さん
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大仙地区安全運転管理者協会(田中拓美会長)と大仙警察署(安藤直英署長)がこのほど、大仙市高梨のアルバイト・川原優花さん(26)を同署の1日警察署長に任命した。川原1日警察署長は事業所を訪問し交通安全を呼びかけた。
1日警察署長の委嘱式では、桜庭保副署長が川原さんへ委嘱書を手渡した後、安藤署長のあいさつを代読。「令和6年中県内での交通事故は発生件数981件、死者数31人、負傷者数は1141人で一昨年よりもいずれも減少した。大仙警察署管内は発生件数106件、死者は5人、負傷者124人で県と同じく件数、負傷者数は減少しているが死者数は1人増加している」などと交通情勢について触れ、「1日警察署長には各事業所を訪問して交通事故防止を呼びかけてもらう。これを契機に各事業所における交通事故防止の機運の高揚を図り、年間を通じて交通事故防止に努めてもらいたい。従業員が県民、市民の模範ドライバーとなるような交通安全指導を行うようお願いしたい」と述べた。
引き続き、安全運転管理者協会の事業所訪問の出発式を実施。田中会長が「入学した児童や自転車で通学する生徒が増える時期。また自動車の運転免許を取得したばかりのドライバーも増加し、事故の危険性が高まる時期でもある。児童生徒の通学路における安全対策は徹底しなければならない。依然として高齢者による事故被害や高齢ドライバーによる重大な痛ましい事故が発生している。信号のない横断歩道で手で合図しあう運動を今年も実施していきたい。急がずマナーとゆとりで安全運転を胸に交通安全運動に取り組んでもらいたい」と述べた。
1日警察署長の川原さんは「このような晴れやかな場所で制服を身に付け、身の引き締まる思いでいっぱい。今日1日この制服を身に付け明るい笑顔で事業所に交通事故防止を訴えていく」と述べた。
川原さんは安管職員や署員とともに安管優良事業所の佐藤忠蔵商店(石川信保代表取締役)=川目=、県仙北平野土地改良区(伊藤稔理事長)=大曲住吉町=、市役所中仙支所(山信田恭弘支所長)=長野=、仙北西森林組合(齋藤兵左エ門代表理事理事長)を訪問。安藤署長からの交通安全メッセージを伝えた。
1日警察署長による事業所訪問は、春の交通安全運動(6日〜15日)の一環として行われた。
※写真は
事業所で交通安全メッセージを伝える川原さん
あいさつする田中会長
あいさつする桜庭副署長
委嘱書を交付
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