2025年4月24日号
交通事故の撲滅目指し 大仙地区大曲六区交通安全会総会

photo  大仙地区大曲六区交通安全会(藤原喜七会長)の総会が13日、大仙市大曲の丸の内町内会館で開かれた。来賓や会員18人が出席し、優良運転者や功労者の表彰伝達を行ったほか、令和6年度の事業報告や収支決算など4議案を審議、承認した。
 藤原会長はあいさつで「昨年度、当協会管内では交通事故の発生件数、負傷者数ともに減少したものの、悲惨な事故が3件増加し、さらなる警戒が必要となっている。当区はまちの中心部に位置し、交通事故に対して特に注意が必要な地域。皆さんには日頃から多大なご協力をいただいているが、地域住民の安全確保のため、今後も引き続きご理解とご協力をお願いしたい」と呼びかけた。
 来賓として出席した大仙地区交通安全協会の信田健会長は、大曲六区交通安全会が優良交通団体として警察庁長官と全日本交通安全協会長の連名表彰を受けたことについて「当会の長年にわたる交通安全運動への取り組みが認められ、優良交通団体として表彰されたことは大変喜ばしい。当会の活動が全国的に評価されたことは、35の協会で構成される大仙地区交通安全協会全体にとっての誇り。心からお祝い申し上げる」と述べた。
 花館小学校の見守り隊として活動する若竹町町内会の井関由紀夫会長は「花館小では町内ごとに登校班を作り、5、6年生が先頭に立って黄色い帽子をかぶった新1年生を見守りながら登校している。その姿に頼もしさと嬉しさを感じながら見守ってきたが、同校からの情報によると来年度からは登校班を廃止し、自由登校にするとのこと。来年度以降は地域住民による子どもたちの見守りがさらに必要となる。子どもたちが安全に登校できるよう、登校時の見守りへの協力をぜひお願いしたい」と協力を求めた。
 令和7年度の交通安全年間スローガンには運転者、歩行者・自転車利用者、子どもたちに呼びかけるものをそれぞれ策定。事業計画では「子どもや高齢者がかかわる交通事故の防止」、「夕暮れ時から夜間における交通事故防止」、「飲酒運転の根絶」など5項目を重点推進事項に掲げ、会員一丸となってこれらを推進し、交通事故の撲滅を目指すことを確認した。
 表彰伝達を受けた個人、団体は次の通り。敬称略。
【交通安全優良団体等=優良交通団体】 
 ▽大曲六区交通安全会(丸の内、福住、白金、若竹)
【交通栄誉賞・緑十字銅章=安全功労者】
 ▽伊藤タミ子(若竹町)
【交通栄誉賞・緑十字銅章=優良運転者】
 ▽富岡藹(白金町)
【県表彰=優良運転者】
 ▽齋藤広一(若竹町)▽鈴木富美子(若竹町)▽小野地哉人(福住町)▽三浦里子(白金町)
【地区表彰=優良運転者】
 ▽佐藤実季(福住町)▽有坂比呂(白金町)

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※写真は
表彰伝達を受ける
あいさつする藤原会長
祝辞を述べる信田会長


詳しくは2025年4月24日(木)号をご覧下さい。
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