2025年4月29日号
豪華絢爛に夜空彩る
大曲の花火 春の章

photo  「大曲の花火 春の章新作花火コレクション2025&世界の花火 日本の花火」が26日、大仙市の雄物川河川敷「大曲の花火公園」で開催された。春の夜空に約8000発の花火が打ち上がり、全国各地から訪れた花火ファンを楽しませた。
 新作花火コレクションには、全国から選抜された45歳以下の若手花火作家18人が出場。10号玉1発の「芯入割物の部」と4号玉10発、5号玉8発の計18発を組み合わせて創造性や独自性、斬新さを表現する「新作花火の部」の2部門で行われた。
 今大会では、新作花火の部の5号玉が従来の5発から3発増えたほか、24日にオープンした「お宿Onn大曲の花火」大会管理棟に初めて審査員席が設置された。
 咲き乱れる桜や海の中で美しく漂う海月、雨粒をまとい、しっとりと咲く紫陽花をはじめ、花火の光がコマ送りのような動きで形を描く作品などが打ち上がった。
 インターバル花火は、花火創造企業を含む、地元の花火業者5社がそれぞれのテーマに沿って打ち上げた。小松煙火工業は「COSMOS〜新たな星々の誕生」、北日本花火興業は「オズの魔法使い〜始まりの物語〜」、花火創造企業は「清流〜はじまりの雫、永遠の流れ」、和火屋は「Candy Garden〜夜空に輝くスイートフラワー」、響屋大曲煙火は「New Day, New Me」と題し、各社の特徴を活かした満足度の高い花火に観客も拍手や歓声を上げて応えた。
 フィナーレは、「世界の花火 日本の花火」。150年以上にわたりカナダを代表する花火会社として海外でも多くの演出を手掛けているハンズファイヤーワークス社が演出し、地元4社が花火玉製造と打ち上げを担当。「スピリット・オブ・カナダ〜自然と調和の花火シンフォニー」をテーマに、豪華絢爛なスターマインが夜空いっぱいに広がった。

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※写真は
フィナーレ花火
オープニング花火


詳しくは2025年4月29日(火)号をご覧下さい。
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