2025年6月12日号
大曲施設工業BC初優勝
大曲商工会議所野球大会

photo  第67回大曲商工会議所野球大会が7日と8日の両日、大仙市営中川原グラウンドで開催された。決勝では大曲施設工業BCがホクエツ秋田大曲工場を11―0で下し、念願の初優勝を果たした。
 本大会は大曲商工会議所と大曲仙北雇用開発協会主催。加盟事業者の従業員で構成された15チームが出場した。
 強力な打撃力を武器に決勝へと勝ち進んだ大曲施設工業BC。  1回裏、4番・佐々木龍也選手のツーランホームランで先制すると、2回には9番・高橋知希選手、3番・高橋勇樹選手がホームランを放つなど、一気に7点をリード。勢いに乗った。
 3回には、7番・佐藤太成選手が放ったセンター前への鋭い当たりがツーベースヒットとなり、1点を追加。9番・高橋知希選手がタイムリーヒットを放ち、さらに1点を積み重ねた。
 攻撃の手を緩めない大曲施設工業BC。1番・杉山由弦主将のショートを抜く鮮やかな左中間ヒットでさらに1点をもぎ取り、2番・伊藤毅選手がライト方向に上げたフライで、巧みなタッチアップによりこの回4点目をマーク。勝負の行方を決定づけた。
 対するホクエツ秋田大曲工場は2回表、4番・渡部健選手がセンター前に鋭いヒットを放って出塁。3回には9番・武藤徹也選手が左中間を破る安打で塁に出たものの、大曲施設工業BCの堅守に阻まれ、反撃の糸口をつかめないまま試合終了を迎えた。
 大曲施設工業BC
 2540×−11
 00000−0
 ホクエツ秋田大曲工場
 大曲施設工業BCの杉山由弦主将(28)は「最高の試合だった。チーム一人ひとりが打撃でも守備でも力を発揮できたことが結果につながった」と決勝を振り返る。前々回は3位、昨年は惜しくも決勝で敗れ、2位。今回は必ず優勝するという意気込みで試合に臨んだ。
 チームワークの良さがいちばんの持ち味と語る杉山主将。「思うような結果が出ない時期もあったが、今回の優勝を機に強豪と呼ばれるチームを目指し、来年の連覇にむけてがんばりたい」と決意を新たにした。
 閉会式では、大会を主管した大曲商工会議所青年部の高橋智也会長が「スポーツを通じて地域の交流を深めることができ、大変有意義な機会となった。2日間、素晴らしい試合を見せていただいたことに感謝申し上げる」と選手らの健闘を称えた。
 成績、個人賞は次の通り。敬称略。
 ▽最優秀賞=高橋勇樹(大曲施設工業BC)
 ▽打撃賞=杉山由弦(大曲施設工業BC)
 ▽敢闘賞=佐々木想太(ホクエツ秋田大曲工場)

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※写真は
決勝戦の様子
優勝した大曲施設工業BC
高橋会長のあいさつ
表彰状を受け取る杉山主将
MVPに輝いた高橋さん


詳しくは2025年6月12日(木)号をご覧下さい。
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