2025年12月18日号
平和憲法の意義問う
12・8集会に50人

photo  大仙・美郷・仙北平和運動連絡会(加藤麻里会長)は7日、仙北教育会館で「戦争への扉を開いた12・8集会」を開いた。約50人が参集。『自衛隊も米軍も、日本にはいらない』(花伝社)の著作で知られる花岡しげる氏が、自身の掲げる非武装中立論について講演。戦後80年を迎える今、平和憲法の意義を問い直した。  先の大戦における真珠湾攻撃の日に合わせ、毎年開催している本集会。加藤会長はあいさつで、現政権による非核三原則見直しの動きに触れながら、「私たちは小さな存在ながら、この先の日本の行方や子どもたち、孫たちの未来が平和であってほしいと願ってきた。何の権力も持たない私たちが、今の平和を手放さないために一体何ができるのか、今日は花岡さんのお話をうかがいながら皆さんと考えたい」と呼びかけた。
 その上で「多くの犠牲者を出して、敗戦後の私たちが手にした平和憲法。先の大戦の反省に立ち、武力によらない安全保障を目指した平和の取り組みを、皆さんと手を取り合ってがんばっていきたい」と決意を示した。
 花岡氏は1943年生まれ。東京大学法学部卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行し、ニューヨークやロンドンなど海外駐在を15年以上経験した。2003年の自衛隊イラク派兵反対集会を機に市民運動に参加している。
 「軍事力でもって平和を作ることは不可能」と主張する花岡氏。外交と軍事のバランスを重視する考えに対して「軍事力のバランスなんてわかりっこない。自国の軍事力は過小評価し、敵とみなした国の軍事力を過大評価する。そこから軍事力は拡大を続ける」と批判した。
 花岡氏は、国際災害救助即応隊を創設し、世界の大規模災害に支援を行うことで国際的な信頼を築く構想を提示。「積極的に海外貢献して世界の尊敬を集めれば、他国から攻められることはない」と述べ、仮に攻撃を受けた場合は国際機関に訴えるべきとの考えを示した。
 「私たちが動かない限り、世の中は変わらない。世の中を変えるには政治を変えるしかない。政治家を変えるには、私たち有権者が賢くなること」と強調した。

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※写真は
あいさつする加藤会長
参加した菊地伸大仙市議会議員
講演する花岡氏


詳しくは2025年12月18日(木)号をご覧下さい。
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