| 2026年1月13日号 |
変化を力に未来を拓く
大曲商工会議所の新春賀詞交歓
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大曲商工会議所(齋藤靖会頭)の新春賀詞交歓会が8日、大曲エンパイヤホテルで開かれた。会員ら200人あまりが出席。御法川信英衆議院議員や老松博行大仙市長らを来賓に迎え、新年のあいさつを交わした。
齋藤会頭はあいさつで、物価高騰や人手不足など中小企業を取り巻く厳しい経営環境に言及。「とくに賃上げの要請は大きな経営課題として重くのしかかっている。この課題を生産性の向上、付加価値創出による企業体質の強化を図る絶好の機会と捉え、地域経済活性化に向け力強く進んでいきたい」と前を向いた。
商工会議所の役割については「いつでも気軽に相談できる身近なパートナーとして、会員企業の声に真摯に耳を傾ける」と強調。デジタル化や事業承継、資金繰りなど経営課題への支援のほか、全国組織の強みを活かした政府・行政への要望活動も随時行っていくと述べた。
昨年4月に開業した「お宿Onn大曲の花火」は順調な滑り出しを見せている、とアピール。「単なるビジネスホテルにとどまらず、観光的要素を随所に盛り込んだ施設。宿泊のみならず、地域をあげた観光の拠点として大いに利用してほしい」と呼びかけた。
「大曲の花火」については、3年かけて進めてきた国際化をさらに加速させる方針を示した。令和10年の第100回全国花火競技大会を歴史的な節目と位置づけ、9年には、6年に初挑戦したモントリオール国際花火競技大会に再び挑むことを明らかにした。また100回大会に合わせた国際花火シンポジウム招致の準備を本格化させ「インバウンド需要を見すえた国際的な誘客を強力に推進する起爆剤とし、地域経済への波及効果を最大化していく」と力を込めた。
齋藤会頭は「大曲の最大の強みは、まぎれもなく花火。花火を核とし、地域の魅力を最大限に引き上げ、会員企業と当地域の持続可能な未来を創ることこそが自分たちの使命」と語り、「元気なまちづくりのために本年も積極的に行動し、汗をかいていく」と決意を示した。
御法川議員は祝辞の冒頭、年明けのアメリカによるベネズエラ大統領夫妻の拘束について触れ、「全世界的に衝撃的なニュース」と語った。デンマーク自治領のグリーンランド問題にも言及し、「もし本当に(アメリカが)取りに行くとなればNATOは崩壊し、ウクライナも守れなくなる可能性がある」と懸念を示した。
先の読めない国際情勢の中、日本がどう生き延びていくかが問われるとし、「様々な考え方があり、どれが正しいかはやってみるまで分からない。想定外の連続で、これまで経験したことのない状況が次々に現れる年になるだろう。国としてまなじりを決して乗り切っていかなくてはならない」と話した。
2026年は、政治的に厳しい判断を迫られつつ、今までと違うことを恐れずにやっていく年になる、と御法川議員。「皆さんも過去の成功や失敗にとらわれず、次の時代に挑んでいく、そういう年にしていただきたい」と語りかけた。
神部秀行副知事と老松市長、渡部英治県議会議員がそれぞれ祝辞を述べた後、鏡開きが行われた。続く後藤健大仙市議会議長の発声で、乾杯。出席者は和やかに杯を交わし、新春を祝う宴に移った。
※写真は
あいさつする齋藤会頭
祝辞を述べる御法川議員
鏡開き
さらなる飛躍を誓い、乾杯
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