2026年1月27日号
命を守る1分間
大仙市で一斉シェイクアウト訓練

photo  地震発生時に身を守る行動を確認する「シェイクアウト訓練」が23日、大仙市内の学校や企業などで行われた。参加者は「まず低く」「頭を守り」「動かない」の3つの安全行動を実践。いざという時に備えた。
 シェイクアウト訓練は、1分間の防災行動訓練。友好交流都市である神奈川県座間市の取り組みにならい、大仙市では2015年から毎年実施している。 今回の訓練は震度6の直下型地震が発生し、市内全域で大規模な停電が起きたという想定。市では冬期間の停電対応や非常持ち出し品の確認・準備などプラスワン訓練の実施も呼びかけた。
 このうち東大曲小学校(黒川修二校長、児童数75人)では、全校児童と職員が命を守る行動と冬季特有の避難方法を確認した。
 休み時間にあたる午前10時過ぎ、訓練がスタート。体育館で鬼ごっこをして遊んでいた子どもたちは、地震を告げるアラームが鳴り響くと体育館中央部分に集まり、手で頭を守りながらうずくまった。教室に居た児童らは机の下へ。身を低くして、じっと揺れが収まるのを待つこと30秒、40秒、50秒―。普段より長く感じられる1分間、子どもたちは自分の力で辛抱強く対処した。
 長い揺れが収まると、校内各所に居た子どもたちは全員いったん教室に入った。プラスワン訓練として防寒用の上着をはおり、クラスごとにまとまって体育館に向かった。頭上にノートをかざし身の安全を確保しながら、全校児童は黙々と体育館へ避難した。
 子どもたちの様子を体育館で見守っていた黒川校長は、訓練後の全校集会で「身を守る行動がきちんとできていた」と評価。かつて甚大な被害をもたらした強首地震や阪神淡路大震災の教訓を振り返り「この地域は、津波は来ないが直下型地震が起こる可能性がある。今日の訓練は、揺れを感じた瞬間に自分の身を守るためのもの。家に帰って、家族と今日の訓練について話してみるのもいい」と呼びかけた。
 6年生の東海林晴さんは「机の下は狭くて、揺れが収まるまでじっとしているのは少しきつかったが、命を守る行動がしっかり取れたと思う。良い訓練になった」と手応えを語った。
 佐々木志さんは「実際に地震が起きた時どう行動すれば良いか考えながら訓練に臨んだ。正しく行動するにはこういう訓練が必要だと実感した」と頷いた。

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※写真は
低い姿勢で頭を守る 上着をはおって黙々と避難
体育館に集まった全校児童
訓練を振り返る黒川校長


詳しくは2026年1月27日(火)号をご覧下さい。
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