2026年2月26日号
上丁に軍配
大曲の綱引き

photo  今年で300年の歴史を持つ、大仙市大曲の小正月行事「大曲の綱引き」が21日夜、上大町十字路交差点で行われた。約2000人(主催者発表)が約5分間の激しい綱の引き合いを展開。その結果、上丁が勝利し「米の値段が上がる」との托宣となった。
 大曲の綱引きは江戸時代の享保年間(1727年頃)から行われている民俗行事。上丁が勝つと「米の値段」、下丁が勝つと「豆の値段」が上がるといわれている。
 綱は蛇体を表し、長さを75尋(約135b)に作っている。この綱を触ると丈夫(まめ)になるという言い伝えがある。
 夕刻、今年42歳の厄年を迎える大曲中学校の卒業生らでつくる大曲昭和六十年会(佐々木了之会長)のメンバーが諏訪神社で馬塞棒(通称・ませ棒)から綱を降ろした。
 前年の年代会からの激励の言葉を受け、引き継ぎが終わった後、荷方節を披露。綱に御神木であるシンボルの「財振り棒」が立てられると、ほら貝を吹き鳴らしながら、綱の御幸(巡行)がスタートした。巡行は全て右回り。JR大曲側(下丁)、大曲税務署側(上丁)、そして引き合い会場の上大町十字路交差点へ向かった。
 要所では先輩年代会が財振り棒を回そうと群がるも、厄年年代会らが必死に守る。守る側、回す側の若者が入り混じり熱気と興奮に包まれた。「やめー」の声がかかると静まり再び御幸が行われた。
 引き合い会場に辿り着くと再び財振り棒の激しい揉み合い。会場には熱気が立ち上がり、一気に活気付いた。
 小綱の取り付けが終わり、全ての準備が整い静まりかえると「始め」の合図で一斉に引き合いが始まった。
 最初は全く互角の戦い。均衡を破ったのは上丁。少しずつ上丁側が引きずり込むも下丁も負けじと対抗。一時は下丁が有利に戦いを進めるも、最後は上丁がズルズルと引き寄せ一気に勝負をつけた。

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※写真は
諏訪神社境内では先輩年代会と対面し荷方節を披露
佐々木会長を先頭に練り歩く
財振り棒をめぐって激しい攻防
懸命に引く上丁
一斉に引く


詳しくは2026年2月26日(木)号をご覧下さい。
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