| 2026年3月3日号 |
14人が巣立つ
西仙北高校の卒業証書授与式
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県立西仙北高等学校(橘義憲校長)で1日、卒業証書授与式が挙行された。普通科生徒14人が引き締まった表情で旅立ちの時を迎えた。
卒業証書授与では、クラス担任から名前を呼ばれた卒業生が一人ひとり返事をして起立。代表の田村郁人さんが橘校長から卒業証書を受け取った。
橘校長は式辞で「現代は予測困難な時代と言われるが、未来が予測できた時代などあっただろうか」と問いかけた。「人類は常に予測困難な時代と対峙し、その都度、新しい価値を創造しながら生き抜いてきた。未来とは自らの意思と行動によって切り拓いていく、可能性と挑戦の舞台」と述べ、マハトマ・ガンジーの言葉「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」を門出に贈った。
今を全力で生き、生涯学び続ける姿勢の大切さを説いた上で「創立60周年という節目に西仙北高校を卒業する誇りを胸に、力強く一歩を踏み出してほしい」とエールを送った。
在校生代表の佐藤倖生さんは送辞で、創立60周年記念式典の成功について「3年生の皆さんが力を尽くしてくれたおかげ」と感謝を述べた。60年の歴史を振り返り、「多くの先輩方がそれぞれの道で活躍されている。卒業される皆さんもその歴史をつないでいく大切な一員。皆さんが築いた伝統を自分たちがしっかりと受け継ぎ、さらに発展させていく」と誓った。
卒業生代表の泉谷愛斗さんは答辞で、在校生らに「生徒数が少ないからこそ一人ひとりの活躍の場面が増え、その経験が大きな成長につながる。西仙北高校をいつまでも地域から愛される学校にしていってほしい」と呼びかけた。
職員と保護者に感謝の思いを伝え、「ここで学んだ3年間は自分たちを確実にたくましくしてくれた。校訓である『向学・友愛・強健』の精神を忘れず、新たな環境でも精進していく」と決意を示した。
全員で校歌を歌い、卒業生は退場。校訓と忘れ得ぬ思い出を胸に刻み、それぞれの未来に向けて踏み出した。
※写真は
卒業証書を受け取る
橘校長の式辞
答辞を述べる泉谷さん
校歌を歌い上げる
学び舎を巣立つ
拍手で送り出される
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