| 2026年5月23日号 |
400人超が来場
アツモリソウと山野草展
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秋田あつもりそう研究会(田沢洋介会長)のアツモリソウと山野草の展示会が16、17日の両日、農業科学館で開催された。可憐な花々を楽しもうと2日間で400人を超える人が来場した。
アツモリソウはラン科の多年草。平安時代の武士・平敦盛が身に付けていた防具の母衣(ほろ)に似ていることから名がついた。唇弁と呼ばれる花弁の1枚が袋状にふくらんだ独特の形をしている。その優美な花姿から山野草愛好家の間でも高い人気を集めるが、暑さに弱く育てるのが難しい。園芸目的での乱獲からその数を大きく減らし、現在は絶滅危惧種に指定されている。
今回展示したのは会員4人が育てたレブンアツモリソウやホテイアツモリソウ、エビネ、ヒメカイウなど山野草計約60点。花びらの中から長く伸びたひげのような付属物を、浦島太郎の釣り糸をたらしている姿に見立てた「ウラシマ草」も注目を集めた。
来場者は会員から栽培のコツや苦労話などを興味深そうに聞きながら可憐に咲く花々の鑑賞に浸っていた。
来場者からは「昨年もこの展示会にきたが、今年も楽しみにしてきた」、「アツモリソウを初めて見たが良い花」、「ほかに展示会を開催しているところがないので珍しい」などの声があった。回を重ねリピーターも増えているという。
田沢代表は「アツモリソウは栽培が難しい。3年前の猛暑で傷んだり枯れたりしたものが多い中で、会員が苦労して手入れし出品することができた。色が濃く出たアツモリソウもあり展示会を楽しんでもらえたと思う。会員が高齢化しているので、山野草に興味のある若い仲間が増えてくれれば」と話した。
※写真は
多くの来場者で賑わう
可憐に咲くアツモリソウ
独特の形をしているカマナシホテイアツモリソウ
注目を集めたウラシマ草
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