| 2026年10月6日号 |
川にすむ妖怪集う
旧本郷家住宅・文庫蔵
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映画『クレヨンしんちゃん 奇々怪々!オラの妖怪バケーション』の公開に合わせ、大仙市角間川町の旧本郷家住宅・文庫蔵で「妖怪展〜川のまちに生きるモノノケ〜」が開かれている。雄物川の舟運で栄えた角間川に伝わる妖怪や、市内の川にまつわる妖怪をパネルと資料で紹介。映画クレヨンしんちゃんに登場する妖怪たちも「ゾクゾク」現れる。
パネルで取り上げたのは11種類の妖怪。河童やその仲間と思われる川熊、天狗のほか、コロナ禍で脚光を浴びたアマビエ、雷とともに駆け回って一緒に落ちてくるとされる雷獣などが並ぶ。それぞれの特徴と伝承が残る場所、各地での目撃談をまとめた。
小ぶりながら存在感を放つのが、「川渡しの神(船場守り)」として大切にされていた天狗の木像。高さ40〜50�a、大天狗(鼻高天狗)の姿をしたこの像は、雄物川の蛭川渡船場で船の安全な運航と川の氾濫が収まることを願って祀られたという。同渡船場は花館村と蛭川村を結ぶ要路にあり、藩政時代から続いたものの、昭和52年(1977年)12月1日に大曲大橋が開通すると、翌年に廃止。木像もその役目を終えた。
このほか、会場では中仙地域長野地区の神社を中心に奉納された天狗や龍神、狐、雷、蟹を描いた小絵馬14点を展示。日本初の絵入り百科事典とされる『和漢三才図絵』、菅江真澄の『月の出羽路 仙北郡』、平田篤胤の『古今妖魅考』もそろう。
暗い天井からは、水木しげる氏の漫画『ゲゲゲの鬼太郎』に登場する「一反木綿」や「目玉のおやじ」らが来場者を迎える。
会場にひそむ妖怪を見つけてスタンプを集める「妖怪封印スタンプラリー」も実施中。オリジナルキャラクター「かわくまくん」のイラストをあしらった「川熊捕獲許可証」もプレゼントしている。
会期は11月15日まで。入場無料。開館時間は午前9時から午後4時(入館は3時半)。月曜休館(月曜が祝日の場合は翌日)。
問い合わせは、大仙市観光文化スポーツ部・文化財課(?0187・63・8972)または旧本郷家住宅(0187・65・3535)。
※写真は
「一反木綿」らがお出迎え
妖怪づくしの会場
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